CIデザイン、VIはブランドコミュニケーションの「舞台」
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【CIデザイン・VI ❷】CI計画・BIにおけるVI ~ビジュアルコミュニケーションのプラットフォーム

ブランドは舞台芸術。VIシステムは“舞台”としてビジュアルコミュニケーションを支える。

CIデザイン・VI(ビジュアルアイデンティティ)は舞台。ロゴを核に構築されたビジュアルコミュニケーションのプラットフォーム。

CIデザイン・VIシステム(ビジュアルアイデンティティ)はブランドアイデンティティを体現したブランドロゴを核に、ブランドコミュニケーションを支えるプラットフォーム。ブランドが舞台芸術ならそれは舞台。主にビジュアル面で支え、その舞台上で様々なブランドコミュニケーションが展開され、ブランドの物語が繰り広げられていきます。

ビジュアルアイデンティティは様々なコミュニケーションメディアを統合。ビジュアル面で各コミュニケーション施策をしっかり結びつけます。

ビジュアルアイデンティティはビジュアルコミュニケーションの主役ではないため決して派手ではありません。しかしビジュアルアイデンティティがしっかり構築されていないと各コミュニケーション施策の結びつきが貧弱になります。例えばPRメディアと販促メディアでブランドロゴの見え方が異なり、違うブランドのものとして認知された場合、期待するコミュニケーション効果は棄損されます。それぞれ優れたクリエイティブであっても顧客におけるブランド知識の集積からは漏れてしまい、期待する結果に至りにくくなります。

CIデザイン・VIの舞台上で、各コミュニケーション表現が展開される。

演者、演出機器・道具はブランドコミュニケーションにおける各種メディア

CIデザイン・VI(ビジュアルアイデンティティ)の舞台上で、各コミュニケーション表現が展開される。

舞台上で表現するアクターをはじめ仕掛けや演出機器、大道具・小道具等はコミュニケーション施策における各種メディア(マスメディアやデジタルメディア、印刷物など)が相当します。ビジュアルアイデンティティはそれらのデザインやコンテンツの表現に統合性と一貫性をもたらしながら、ブランドの世界観創出を支えていきます。ひとことで「デザイン」や成果物といっても舞台上で展開される短期的コミュニケーションと異なり、中長期に渡り運用されます。そのためビジュアルアイデンティティには中長期使用に耐えうる完成度と、PDCAを継続しながら調整するなどメンテナンスが必要です。

VIの舞台上で展開されるコミュニケーションメディア

ブランドの世界観創出に向け雰囲気を醸成に取り組む

VIシステムだけでは世界観の創造には至らない。コミュニケーションで“雰囲気”の醸成が必要になる。

堅牢なビジュアルアイデンティティ・システム(VIシステム)を構築し、一貫した表現軸の下で雰囲気醸成に取り組む。

ビジュアルアイデンティティ(VIシステム)は中長期に渡り各種コミュニケーション施策を結びつけていくため、屋台骨として堅牢に構築されている必要があります。しかしブランディングにおけるクリエイティブでは、ビジュアルアイデンティティをしっかり構築していればそれで十分かというとそうではありません。ビジュアルアイデンティティは屋台骨であり「ブランドの世界観」創造までには至りません。肝心なストーリーをはじめ、雰囲気や空気感が足りずイメージを豊かに肉付けしないと作品にはなり得ません。
そこでビジュアル面ではトーン&マナー、言語面ではトーン&ボイスと、統合されたブランドトーンでクリエイティブ・デザインに取り組み、「雰囲気」や空気感を醸成します。またコミュニケーション展開ではしっかり練ったコンテンツと戦略でストーリーを伝えます。ブランド創造フェーズで導出したブランドパーソナリティをベースにブランドトーンを策定。ガイドラインを開発・運用し、その一貫した表現軸の下でクリエイティブを実施。コミュニケーションを展開します。

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